国民全員が生命保険を勉強して理解する必要があるワケ
【勉強方法とおすすめの本も】

保険加入中の方 保険検討中の方

保険初心者「生命保険は難しくてよく分からないから、知人の営業マンに任せてます。保険のプロだから安心!」

という方が多いと思いますが、全力で反対します。

日本にいる限りは、全員必修で生命保険は勉強すべきで、これを無知で居続けるのは、耐震構造のない家で、棚に高価な割れ物置いて、その近くで寝ているイメージです。

生命保険でトラブルになるのは、圧倒的に無知なことが原因です。

生命保険の勉強方法とおすすめの本、教材(作成中)もお伝えしますので、自分の身を守るためにもしっかり理解しましょう。

目次

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生命保険は自分で勉強して理解して入るべき理由

生命保険は、極めて高額かつ特殊な商品なので、人任せはアウトです。
電化製品や日用品なら、店員さんのオススメに乗って買うも良いでしょう。でも生命保険は相手がプロでも知人でも任せきりはだめです。

理由①:生命保険をプロに任せるのはキケン

理由はシンプルで、その人たちは死ぬまで助けてくれる訳じゃないからです。

保険の契約は基本的に長期間に及んで、契約期間10年とか20年は、ザラにあります。そして保険が役立つ時、そして何かトラブルになるのは大抵、契約した時ではなく、契約の終盤です。

電器屋さんの店員にオススメされたテレビを買ったら、10年は持つと言われたのに、5年でガタがきて、文句の一つでも言おうと思ったら、もうその店員はいない、そんなようなことが生命保険では容易におきます。

保険の営業マンがいつまでも営業マンとは限らないです。厳しい世界で、あっという間に廃業する人が多く、転職してるかもしれません。

営業マンを信用すること自体は全く構わないですし、悪く言うつもりは一切ないですが、生命保険を売って生計を立てている人ですので、疑ってかかるくらいが丁度良いです。

ラーメン屋に行くと、「ラーメンは実は痩せる」という説明書きをたまに見るのですが、真偽はさておいて疑いますよね。そりゃあなた達はそういうことにしたいよね、と。生命保険のプロも同じで、中立なアドバイスなんて、土台無理だと思った方が良いです。

そういうお前(筆者)はどうなんだ、と思うかもしれませんが、私は保険を売って商売していませんし、もう保険業界とは縁がないので、ちょっとは信用できると思います。

じゃあなんでこんな記事書いてるんだというのは、こちらのプロフィールを→(工事中)。

生命保険は家の次に高い買い物

言わずとしれた話です。生命保険はめちゃくちゃ高価な買い物です。

生命保険は分割払いで月々払うことが多いのであまり意識されないですが、月々1万円の保険でも10年はいれば120万で、車が買えてしまいます。120万円の買い物を人に任せきりで、よく分からないまま購入するって結構リスクです。

カジノでよくルールがわからないゲームに、人を信用して120万円突っ込むって考えたら結構怖いですよね。生命保険とギャンブルは似ているところ多々あるので、割と遠くない例えです。

 

月々1万円と考えても大金ですよ。子供に1万円で何か習い事をさせたら、プロにならないまでも、結構な腕前になります。

難しい生命保険をどうやって勉強すれば良いのか【オススメの本3冊】

手前味噌ですが、このウェブサイトを1日1記事でも読んでもらうと、損得とか、数字的なことはそこら辺の保険ショップの人たちより、よっぽど分かるようになります。

それはそうと、生命保険は必要なものなんだ!という話は、営業マンをはじめ保険業界の方からたくさん聞けるので、「保険は必要ない」側の意見を読むのがバランスが良いと思います。

参考までに、私が保険会社に入社する前後で読んでみて、なかなか役に立った本を3冊紹介します。生命保険に限らず、同じ分野の本を複数冊読むのはオススメです。本質というか重要な箇所はどの本でも語られてますので、頭に残りやすいです。

生命保険のウラ側 著:後田亨

元保険会社の営業マンの方の著書です。保険会社のイケてないところにズバズバ切り込んでいて、生命保険の検討をする上で、何に気をつけなくてはいけないのか、問題意識が植えつけられる良い本だと思います。といっても所詮は保険を売っていただけの人ですので、保険商品の仕組み的なところや、タイトルにあるようなウラ側についての解説は割と、見当違いだったり、間違ってる箇所があります。とはいえ読んで損はない良い本ですよ。

医療保険は入ってはいけない! 著:内藤眞弓

有名なFPの方の著書です。

本のタイトルに結論が書いてあるという、とても消費者ファーストな本で、もはやタイトルを見れば買わなくて済むのでは、とも思わせますが、読んだ方が良いです。医療保険に入らなくて良い理由を通じて、知っておくべき色々なことが学べます。

  • 保険会社の医療保険の限界。陥りやすい罠の具体的な例
  • 国民健康保険をはじめとした制度の説明
  • それでも医療保険に入りたい人向けのおすすめ

これらが読みやすい語り口で書かれているので、サラッと読んでみると良いです。

生命保険のカラクリ 著:岩瀬大輔

Why Japanese People!でおなじみのお笑い芸人さんが出演しているCMとしても有名ですが、ライフネット生命の代表取締役社長をされている岩瀬大輔さんの著書です。

開成高校、東大法学部を出た後(在学中に司法試験に合格)、ボストンコンサルティンググループに就職、ハーバードビジネススクールをトップクラスの成績で卒業して、ライフネット生命の立ち上げに参画するというスーパーウルトラエクセレントエリートマンです。

本はかなり上級編で、この内容がすっと頭に入るなら、もはやその時点で勉強する必要はあまりないという気もしますが、紹介しておきます。

保険会社側の人間にも関わらず、生命保険、業界のダメなところをバシバシ説明しています。ライフネット生命自体が、できたばかりの会社で、それまでの生命保険会社への問題提起から生まれた感じなので、岩瀬さんの主張は非常に説得力があって勉強になります。

この3冊はどれも難しかったり、もしくは正確でなかったり(繰り返しですが、読まないより全然マシです)、そもそも書いてる人が、元営業マンで、本当に生命保険よくわかってるわけではなかったり、保険を売って生計を立ててる人だったりするので、イマイチです。

ということで私がこれさえ読んでおけば大丈夫、という分かりやすく、かつ実用的なコンテンツを今執筆中ですので、もし興味があれば、ご検討ください。

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生命保険の勉強が終わったら

この記事を読んでいるのは、ほとんどが保険を検討している方だと思いますので、学んだ知識を持って、保険の営業マンなり、保険ショップで話を聞きに行くと良いです。保険にすでに加入しているよ、という方は、学んだ知識を使って、ご自分の契約内容を見返してみましょう。

自分がどんな保障の保険に、どのくらいの金額、いつまでの契約で加入しているか、即座に言えますか?

これは言えて当然なので、それに加えて、契約が終わるまでこの保険に入りっぱなしで良いのか、それとも途中で解約、または見直しがする必要があるのか、知識をもとに考えてみましょう。

知識は実際に使わないと宝の持ち腐れです。生命保険について、仲の良い知人に聞いてみるのも良いですね。みなさん驚くほど、保険について無知なことがわかると思います。

高額かつ契約期間が長い特殊な商品ですので、自分には無関係と思わず、ガンガン詳しくなっていきましょう!