知り合いや友人からは生命保険に入らない方が良い
【理由は3つ】

保険検討中の方

保険初心者「知り合いから保険の勧誘を受けてるけど、このまま契約してしまって良いのかなぁ」

こんな疑問に答えます。

営業マンは保険を売ると報酬が得られますので、知人に実入りがあるなら、付き合いで入ろうかな。という人は結構いると思いますが、それはやめた方が良いです。3つの理由を解説します。

と同時に営業マンの立場になった時に、どうすれば知人に対して気まずい思いをすることなく、保険に勧誘できるかという話もしますので参考にしてください。

目次

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生命保険は知り合いから入らない方がいい【3つの理由】

日本人特有の文化かもしれませんが、だいたい知人のうち一人は必ず、生命保険の営業をやっていて、一度くらいは保険の勧誘を受けたことがあると思います。

そして割と多くの人が知人から保険に入っているようです。繰り返しになりますが、知人から入るのは微妙だと思っていて反対です。

理由1:知り合いがずっと担当で居続けるとは限らない

あなたの知人が保険の営業マンをこれから先もやり続ける保証はないです。

今時、という言い方が正しいか分かりませんが、定年もしくはセミリタイアするまで、同じ職業、同じ会社に勤める人ってそこまで多くないですよね。

保険の営業マンだってもちろん例外ではなく、むしろ他のビジネスに比べて、生き残るのが非常に難しい職業です。

一方で保険が役に立つときって、契約する時ではありません。保険に入ってて良かったとか、逆に何でこんな保険に入ってたんだろうと文句が出始めるのは、しばらく経ってからです。

そんな時に、自分に保険を売った相手が、すでに他の職業に転職していたり、疎遠な関係になってると、相談しづらいです。あっちからしたら、もう前職の仕事の契約ですからね。早く縁を切りたいと思われてもおかしくないです。

営業マンが保険を売ってお金がもらえるのは大半が契約時

営業マンは契約が取れた時にドカンとお金がもらえて、あとは、数年にわたってちょろっとおまけがもらえる感じです。

つまり、10年後、20年後にどれだけ親切に対応したとしても、お金がもらえるわけじゃないので、営業マンから熱心に勧誘を受けてた時ほど、親切でいてくれる保証はないです。

理由2:知人の営業マンが扱っている保険会社の数は少ない

熱心に保険を勧めてくる営業マンは、大半が所属している会社の商品しか販売できないことが多いです。

想像してみてください。

洗濯機を買おうと思っていたときに、パナソニックの営業マンが、うちの商品が良いんですよ、買ってくださいと営業してきたとします。

純粋に他のメーカーのも見てみたくないですか?もしかしたら同じスペックで、もっと安い洗濯機が他のメーカーから売られてるかもしれません。

生命保険も一緒です。

保険会社は国内に42社もあって、勧誘してきた営業マンの保険会社が最安でもっとも良いってことはあまりないです。

保険の良し悪しについては下の記事を見てもらいたいですが、基本一番安い会社の保険を選べばOKです。

洗濯機の場合、購入する電器屋さんによって価格や割引が異なりますが、保険の場合、誰から、どこから入っても一緒です。

結論は、大手の保険ショップから保険に入るのが良いです。

例えばCMでよく耳にする保険見直し本舗や、ほけんの窓口ですね。店舗数が多いので、割とすぐに来店できて何でも相談できます。最大手で実績もあるので、そう簡単にはなくならない企業だと思います。
保険見直し本舗

●●保険で、一番安い保険会社の商品に入りたいんですけど、と言えばOKです。親切に教えてくれて、契約したければ、そのままできます。

理由3:保険を解約したくなった時に気まずい

知人から保険に入ると、解約する時けっこう気まずいです。

保険の契約は、契約期間が10年や、20年と定められていますが、大抵の契約は途中で解約することが多いです。

保険の必要性がなくなったり、毎月払っている保険料を他に回したい、などなどです。

早期に解約すると営業マンの報酬が一部没収される

知り合いに契約してもらって、営業マンが報酬を得て、すぐ解約してもらったら、保険会社が大損こいてしまいます。それを防ぐ仕組みです。

報酬が一部没収されるくらいならまだしも、あまりに早期に解約されると営業マンの成績が悪くなります。

何らかの都合で解約したくなった時に、知り合いから保険に入ってると、気まずくなりますよね。

無駄なしがらみですので、避けた方が無難です。保険契約は自分のものですから、好きな時に、自分の好きなように契約を解約なりできるのが望ましいです。

ということで、知り合いから保険に入るのは微妙である3つの理由をお話しました。保険ショップから保険に入れば、これらの理由は全部回避できます。

【営業マン向け】知人に保険の勧誘をしても嫌われないようにするコツ

私自身は営業経験はないですが、10人以上には営業”された”経験があるので、その経験から嫌われない保険の勧誘のコツをお伝えします。

「契約が取れる勧誘のコツ」ではなく、「嫌われない勧誘のコツ」ですので、ご了承ください。

【大前提】しつこいのはNG

どういう保険の勧誘の仕方にしろ、過剰な売り込みはウザいので、絶対にしない方が良いです。

売り込まれると、やっぱり本能的にウッとなるので、「保険で絶対損をしないような、情報提供をさせてほしい」という切り口が良いかと思います。

人間は損をしたくない願望が強いので。

すでに保険に入ってる人には、「知人から保険に入っていて、任せてある。特に勉強は必要ない」と言われそうなので、ちょっと工夫します。

  • 保険にまだ入っていない人:「保険で損をしないように、今後必ず役立つようなアドバイスができるから、ぜひ保険の勉強の手伝いをさせてほしい。それを踏まえて、提案まではさせてもらうけど、もちろん入らなくても全然構わない」
  • すでに保険に入っている人:「自分自身の勉強のために今の契約内容を見せて欲しい。保険は高い買い物だから、自分のことはセカンドオピニオン的に使ってもらえれば。」

生命保険のプランニングに正解なんてないので、どんな敏腕営業マンが作った保険のプランであろうと、批判しようと思えばいくらでもできるはずです。

  • 割と保険に入っていて、結構手厚い保障の人:「保険はもしもの時を回避できれば十分なので、そう言う意味では少し過剰に入っていて、毎月払う保険料がもったいないかと」
  • あまり保険に入っておらず、かなりシンプルな保障:「もしものことがあっても貯蓄で賄えるならシンプルな保障でも良いけど、そうでないなら、ある程度収入が高くなって、貯金が増えるまでは手厚い補償の方が良い」

既存のプランをそれとなく軽くディスって、自分ならこうすると控えめに言えば、信用が得やすくてOKかと思います。

全てをありのままに話す

保険でトラブルになりやすいのは、保険を売る側が、「聞かれなかったら言わなかった」というパターンです。

保険の営業マンは、ただでさえ胡散臭いので、スタート地点がマイナスなわけです。マイナスをプラスに変えるためにあらゆる手段を尽くさないといけないです。

どういうときに、客に不利益が生じて、損が出るのか、分かってるはずなので、これだけは避けてください、とちゃんと伝えましょう。

自分の保険は最安ではないと伝える

自分から保険に入らず、保険ショップに行けば、もっと安い他の保険会社が見つかるというのは、嫌でしょうが伝えるべきことかと思います。

保険の種類によっては、自分の会社でしか入れないものもあるでしょうが、大抵は他の保険会社の方が安いはずです。

このカミングアウトは、自分の客を逃してしまうことになりかねないので、一見損ですが、信用より大切なものはないはずです。

見込み客をつくって行く上で、紹介されるような信頼できる人になる必要がありますよね。

「この人、正直だな」と思ってもらうことで、多少損でも、あなたから保険に入ってくれる可能性は十分にあるかと。自分が客ならそうすると思います。

自分が加入していない保険は流石に

営業マンの方は、大抵自分で保険に入ってるとは思いますが、念の為です。

自分で加入していない保険を勧めるのは、勧められた方からすると気持ち悪いです。

逆に言えば、自分が入ってる保険を勧める場合には、ちゃんと自分の保険証券を見せると良いですよ。

繰り返しになりますが、信用は何よりも大事ですので、自分が良いと思って入ってる保険を、あなたにも勧めるというスタンスは大切です。客側からしても安心します。

色々細かいことを言いましたが、一言で言えば、やはり信頼が大切だと思います。

信頼を得るためには、「正直」「確固たる知識」が必要ですね。

正直さは、持ち前のものを、確固たる知識は、このHPでぜひ学んでくださいませ。